お客様の声

鹿児島県 建設業 年商3億円 30代 代表取締役 男性

やりくり表を毎月銀行に提出していたら評価が上がりスピーディーな借入ができるようになりました



個別コンサルティングを受ける前の状況はどんな感じでしたか?

以前は、支払い業者の請求書を全部開けて支払い額の概算をとりあえず電卓を叩いて計算して、だいたいこのくらいだねみたいな感じで支払いをやってたってところですかね。表とかも作っていなかったので請求書が来るのを待って、早く支払い額がいくらになるかを経理に急かしてました。支払いの数字がわかるのが1週間前とか2週間前でしたね。

そういう形でやりくりをしていたので毎月の支払い額がいくらなのかなんて全く解ってなかったっていうのと、税理士事務所といろいろ相談したりしましたけどパッとした回答があるわけでもありませんでした。 税理士さんは会計ソフトに打ち込む資金繰り表みたいなのはあるといっていましたが、 やっぱり領収書とか支払った後に打ち込むのが税理士事務所の仕事というか、先を見越す予測的なスキルっていうのは全くないんだなぁっという印象は強く感じましたね。

それからはいろいろ相談することはなくなりました。とりあえず借り入れをしないといけないっていうのがあって、毎月ずっとそういう事ばかり考えていたというのがありますね。
お金が足りるのか足りないのかっていうのがいちばん不安だったっていうのと、急いで契約しないといけないっていう焦りだったり、早く着工しないとお金が入らないという焦りだったり、あんまりこうゆっくりできないっていうかなんていうかお金が足りるのか足りないのか?まずそれがいちばん毎月不安な要素でしたね。でもそういうことですら経理担当者もわからない、俺もわからない。
じゃあ請求書を計算してみるか、そんな流れでずっと7~8年やっていましたね。売上が伸びてきたというのもあったので、それに伴って支払いが毎月今までの倍位以上になるんじゃないかとか、 それだけやっぱり出るのも大きくなってくると思うので、今の状態でどんどんそれを増やしていって大丈夫なのかなという不安はありましたね。

このままじゃいかんなぁというのがずっとあったんですけど解決策が全然わからなかったみたいな感じですね。

個別コンサルティングを受けようと思った決め手は何でしたか?

でもそこをちゃんとしておかないと、 売上をどんどん増やしていってもこの不安っていうのはその売上と同じように倍増していくんじゃないかという恐怖が頭をよぎっていました。
これをどういう風に改善していかないといけないのかって?(クエスチョンマーク)が突き出して解決策を探してたタイミングで神田さんを紹介してもらったっていうのがキッカケです。

個別コンサルティングを受けてどう変わりましたか?

今は4か月先の数字が頭に入っています!
個別コンサルティングを受けて、なぜ毎月やりくりが大変だったのかというその理由がハッキリとわかったというのがひとつあります。そこで借り換えが必須だというのがわかって借入れを1本化したりとか、そういう風にしたっていうのと、もうひとつは今は4ヶ月先までの資金繰りがだいたい頭に入っている感じですかね。4ヶ月先がどうゆう状態なのかっていうのがだいたい数字的にわかっていますので、気持ち的にものすごく楽になりました。

契約のスピードコントロールができるようになりました!
どのくらいのペースで次のお客さんと契約しないといけないのか?そういうことが長期的に見れるようになったので、 直近ですぐにしないといけないという焦りがなくなってスピードのコントロールっていうのができるようになってきましたね。
例えば2ヶ月先ぐらいまでには契約を決めておかなければならないとなった時に 初めの1ヶ月くらいはゆっくりしてあげて残りの1ヶ月くらいでトップスピードにして契約にこぎつけるような打ち合わせの仕方をしたりとか契約のスピードをコントロールができるようになりました。
今までは早く早くって急かした部分もあったんですけど それをするとお客さんもちょっとあんまりいい気持ちはしないんじゃないかなぁっていうのが1つと、 ずっとダラダラしていてもいけないので、ある程度詰めるところは詰めるし、ゆっくりするところはゆっくりする配分がわかるようになりったのはとてもよかったです。

スピーディーな借入ができるようになりました!
「どんぶり大福帳」を銀行に毎月提出していたら、ここまできちんと入力している会社はなかなかあんまり見られないと言われて、銀行側から当座勘定を開設したらどうだろうかと勧められました。
今は当座勘定の3千万円の枠で現場の借入れができることになりました。以前は現場の借入れといってものすごく手続きが大変で、2週間~3週間ぐらい前に言わないといけなかったり、入金日がズレ込んだりしてたのですが、今の当座勘定になってからは前日でもいけるぐらいになったのでかなりやりやすくなりました。
お金が必要になった時にそこまで対応できるような流れには今なってますね。 資金繰りが厳しいからといって運転資金として長期の借入れを増やしたりっていうことは今はもうなくなりました。

経理担当者のスキルがレベルアップしました!
「どんぶり大福帳」でお金の流れがものすごくわかりやすくなったので私が説明しなくても経理担当者が2ヶ月~3か月先までの入力をどんどんできるように今はなっていて、私とも「どんぶり大福帳」で話をするっていうのが一番わかりやすくなってきたところですかね。
毎月の固定費も全部、経理担当者が把握しているし、毎月の支払いの概算もはじき出せるくらいの能力はできたと思いますね。支払いサイトを延ばすことができました!
「入り」は早く「出」は遅くって神田さんがいつも言っているのでそれを意識して、業者さんにも交渉をかけたりてみました。趣旨をわかってもらえれば協力できますよっていう声も結構いただけました。全社というわけじゃないんですけど、支払いサイトを部分的にでも延ばせたというところではものすごく余裕を持った支払いができるようになったというのはありますね。
こうやって支払いサイトを延ばすことができたのも「どんぶり大福帳」があったおかげですね。


出版書籍

世界一シンプルでわかりやすい決算書と会社数字の読み方

日本実業出版社より2011年に発売。増刷で現在5刷。
決算書や財務会計の本をまとめ買いする人からとくに「決算書をこんなにもわかりやすく説明できる人がいるのかと感動しました」という声がたくさん届く。本書は、台湾でも翻訳出版されている。

お金が残る「どんぶり勘定」のススメ~会社のお金は通帳だけでやりくりしなさい

あさ出版から2017年に発売!Amazon経理・アカウンティングカテゴリで新着ランキング1位を獲得! また、インターネットの紹介サイトで有名なライフハッカーで本書が紹介される。
読者特典としてどんぶり勘定式「やりくり表」の無料ダウンロードがある。

面白いほどわかる!!会計とファイナンスの教科書

ムック本。2019年1月に洋泉社から発売。共著。全5章のうち、第1章の執筆を担当。
発売後6カ月が経過しても、丸の内オアゾ丸善書店や有楽町の三省堂で平積みされている。「会計とファイナンスの教科書」とだけあって会計とファイナンスの基礎知識をしっかりと身に着けたい人が最初に読むのに適している本。