お客様の声

千葉県 薬局 年商2億円 40代 代表取締役 男性

前はリスケの連鎖で返せなかったんですけど、今はもうリスケは全部やめて借入残高はだいぶ減りほんとうに楽になりました



個別コンサルティングを受ける前の状況はどんな感じでしたか?

いろんな書籍に書いてある資金繰り表っていうのは本当に大まかな月単位じゃないですか。だから日々のキャッシュの流れはわかりませんよね。 1ヶ月間でこのくらいキャッシュが出るから来月の予測はどうしようか?というそういう月単位の流れしかわからない。日々キャッシュを回していると、1ヶ月間の中でへこむタイミングがあったり、余るタイミングがあるわけですよ。デコボコがね。

普通の資金繰り表だとそこがどうしても読めない。そこで、一応自分なりに、この日に何をいくら支払うのとかというものを紙に書いてアナログでやっていたんですよ。B4サイズくらいの少し大きめの紙に、縦に日付があって横に支払い先を長く書いて、合計金額を書いておくんですけれども、所詮アナログですから書くのを忘れていたなんてことが実際にあるわけですよ。そうすると「えっ!今日こうだったの?」なんてことは日常茶飯事。その日になってやっと気付くみたいな感じですよ。

非常に危うい状態で、1ヶ月先もほとんどわからないという、とりあえず手探りで進んでいけば何とかなるさみたいな感じでやっていましたね。 だから、出たとこ勝負ですよね。明日どうなるのか?という感じでね。
うちは商売上、手形とかないものですから日々の現金が入ってくるのを見ながら、 明日これくらい入ってきたらいいなぁ~とか上手くいったらいいなぁ~とか非常に危うい何の根拠もない願望だけでエイヤーでやっていた感じですね。
ただ勢いで回していただけなので日々ハラハラドキドキ。 Excelはどうやっていいのかわからなかったから、ずっと手書き。原始的というかなんというか。そんな状況でしたから、日々ストレスですよね。見えない恐怖との戦い。

やり方がわからないから税理士さんに聞くのですが、 1ヶ月単位の話になってしまうので、日々のことはわからないんですよね。
どうもしっくりこなくて、どうしていいのかわからないっていう状態でしたね。わからない恐怖、見えない恐怖。見えないけど確実にやってくる恐怖。当時は気持ち的にも非常に不安定な状態で、毎日何の根拠もなく襲ってくるストレスが駆け巡っていました。常に資金繰りのことで頭がいっぱいで売上げを上げることを考える余裕すらありませんでした。

個別コンサルティングを受けようと思った決め手は何でしたか?

何年か前に神田先生のセミナーを受けたじゃないですか。お話を聞いて流れが非常に腹に落ちた。なるほどと。こうゆうことなのかと。
会計の知識はありましたけれども、より現実的にここをこう抑えれば無茶しなくてもいいんだよっていうことをセミナーで聞けたのと、「どんぶり大福帳」の簡単なワーク(演習)をやらせてもらったときに、まさにこれだ!とピンときました。これなら毎日わかる、うちが知ろうとしていた日々の流れはこれを見ればわかるよねと。
当時はExcelの良いフォーマットを知らなかったし、 Excelの足したり引いたりの仕組もよくわかっていなかったから自分で作りようもなかったという状況でした。でもセミナーでExcelの作り方も教わることができたし、というか先生が作ってくださったから、あとはそこに入れるだけじゃないですか。もう簡単ですよ。まさにこれだと思いましたね。

個別コンサルティングを受けてどう変わりましたか?

さらに1ヶ月先まで入力しておけば1ヶ月先の予測がわかる。入金も入れておけば、ここでショートするよっていうのがわかる。先がよく見えるようになりました。
資金ショートは赤色の文字になるじゃないですか。そこに向けて何を準備したらいいのかっていうのと、心の準備ができるから健康上非常にいいです。 足りなくなるとしてもそのことがわかっていれば対策が打てますからね。「ここで足りなくなるよ。今月危ないよ」と黄色信号を照らしてくれる。
「どんぶり大福帳」はそういうことを教えてくれるから、じゃあこうしようと前もって対策を打つことができるようになりましたね。
「どんぶり大福帳」で日々の一円単位のお金の流れが頭の中に入っているじゃないですか。そうすると決算書のあっちの世界のほうでもお店の健康状態が今どうなっているのが気になり出すわけですよ。

今まではP/Lばかり見ていてB/Sなんてほとんど気にしていなかったんですけどB/Sを見ていくと、こうゆうふうにいったらこうなるという意識がより持ってくるようなってきたっていうのはありますね。
よく本なんかでは資金繰り表って何万円単位、何千単位とかになっているじゃないですか。でも神田先生は一円単位とおっしゃっていて、確かに一円単位でやると本当に何から何までクリアに見えるじゃないですか。そうするとそうゆう習慣が身につくんですよ。 数字の感度が鋭敏になるっていうんですかね。会計ソフトへの入力と神田先生の「どんぶり大福帳」をセットで毎日入力するようになりました。

お陰様で今の税理士さんに「他の方よりよく見ていますね」とちょっと褒められました。見ていないと不安なんですよ。毎日見るのが半分趣味。
毎朝の体の健康チェックみたいなものですよね。毎朝お店の健康状態のチェックをして、たとえば一週間後に胃の状態が悪くなるぞというのであれば、じゃあ何の薬を飲ませようか?とか感覚的にはお店の健康状態がレントゲンみたいなもので綺麗にクリアに映る感覚ですね。
レントゲンどころかCTスキャン状態ですよ。3次元状態で見える感じ。見えることによって不安が取れますよね。
お店の健康状態のチェックですから、悪くなってくれば当然気持ちは「あーっ」と思いますけど、 前もって対策が打てるようになったからストレスはかなり減りましたよ。

そしてその大きなストレスが減るから、今度は売上の方に目が向けられるようになりました。肝心なのはそちらですからね。
売上が上がらなきゃ、いくら数字を見ていてもお店は回りませんからね。売上の方の施策をどうしようか?マーケティングはどうしようか?チラシはどうしようか?ということに頭が回る余裕が出てきました。

お陰様で、まともな返済もできるようになって、今は年間600万くらい返していますよというか返せるようになりました。
前はリスケ、リスケ、リスケで返せなかったんですけど、今はもうリスケは全部やめて借入残高はだいぶ減りましたよ。神田先生のおかげです。
色々なことに目を向けられるようになって事業が好転したのは本当に全てあのセミナーがキッカケなんですよ。あれがキッカケで好転し始めたんです。ありがたいことです。神田先生の本、結構色々な人に勧めましたよ。


出版書籍

世界一シンプルでわかりやすい決算書と会社数字の読み方

日本実業出版社より2011年に発売。増刷で現在5刷。
決算書や財務会計の本をまとめ買いする人からとくに「決算書をこんなにもわかりやすく説明できる人がいるのかと感動しました」という声がたくさん届く。本書は、台湾でも翻訳出版されている。

お金が残る「どんぶり勘定」のススメ~会社のお金は通帳だけでやりくりしなさい

あさ出版から2017年に発売!Amazon経理・アカウンティングカテゴリで新着ランキング1位を獲得! また、インターネットの紹介サイトで有名なライフハッカーで本書が紹介される。
読者特典としてどんぶり勘定式「やりくり表」の無料ダウンロードがある。

面白いほどわかる!!会計とファイナンスの教科書

ムック本。2019年1月に洋泉社から発売。共著。全5章のうち、第1章の執筆を担当。
発売後6カ月が経過しても、丸の内オアゾ丸善書店や有楽町の三省堂で平積みされている。「会計とファイナンスの教科書」とだけあって会計とファイナンスの基礎知識をしっかりと身に着けたい人が最初に読むのに適している本。